ため息

「優駿」という定価600円の月刊誌があるんですが、
いろいろあってこの本、毎月タダでもらえるんです。
もちろん競馬雑誌で、いろんな記事があります。

今月号はダービー特集ということもあり、インタビューは
先日の皐月賞をダイワメジャーで制した大城敬三オーナー。
大和商事株式会社の代表取締役会長さんです。

ダイワメジャーがやんちゃで手のかかる馬なのは有名ということと、
ご本人が初GI制覇ということを踏まえて、
インタビューでこんなことをおっしゃってました。

「関係者の方々が表彰されるのは当然ですが、皆さんに
お任せしてるだけの馬主が一番いいところに立っていいのか・・・。
会社でも社長は舵取りはしますが、実際に仕事をしてるのは
現場の人たちじゃないですか。
ですから誉められるのはそういう人たちであって、社長はあんまり
誉められなくてもいいんじゃないかと思うんです。」

これを読んで思わずため息が出ましたね。
こんな人の下で仕事をしてみたいと思うし、
自分もみんなに対してこういう気持ちを持ってないとな、と。

やはり世の中、何をどうやったって人間対人間。
気持ち対気持ちだから、世の中どんなにデジタルになっても
そのアナログな部分が変わることはないし、そこをおろそかにしたら
なにもうまくいかない。

ってのが持論なんだけど、自分の考えは正しいんだと再認識する一方で、
今の環境がいかに理不尽であるかを痛感。

次のステージに向かって具体的に動き出そっと。